<問題>
AはBと,それぞれ1,000万円ずつ出資して,共同で事業を営むことを目的として民法上の組合契約を締結した。この場合,民法の規定によれば,正しいものはどれか。
- AとBは,出資の価額が均等なので,損益分配の割合も均等に定めなければならない。
- 組合への出資金で不動産を購入し組合財産とした場合,この組合財産は総組合員の共有に属する。
- 組合財産たる建物の賃借人は,組合に対する賃料支払債務と,組合員たるAに対する債権とを相殺することができる。
- 組合に対し貸付金債権を取得した債権者は,組合財産につき権利行使できるが,組合員個人の財産に対しては権利行使できない。
<正解>
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