<問題>
宅地建物取引業者Aの業務に関する次の記述のうち,宅地建物取引業法(以下この問において「法」という。)の規定に違反しないものはどれか。
- Aは,マンションの一室の賃貸借を媒介するに当たり,建物の区分所有等に関する法律第2条第3項に規定する専有部分の用途について,管理規約で「ペット飼育禁止」の制限があったが,借主に対し,そのことに関して法第35条の重要事項の説明を行わなかった。
- は,自ら売主となり,土地付建物の売買契約を締結したが,買主Bが当該建物の隣に住んでいるので,都市ガスが供給されることを知っているとして,Bに対し,ガスの供給に関して法第35条の重要事項の説明を行わなかった。
- Aは,オフィスビルの所有者Cから賃貸借の媒介を依頼されたが,過去数次にわたってCの物件について賃貸借の媒介をしていたことから,当該依頼に係る媒介契約を締結したとき,Cに対し,書面の作成及び交付を行わなかった。
- Aは,売主Dと買主Eとの間における中古マンションの売買を媒介するに当たり,管理規約に定めのある修繕積立金をDが滞納していたが,Eに対し,そのことに関して法第35条の重要事項の説明を行わなかった。
<正解>1