<問題>
Aは,Aの所有する土地をBに売却し,Bの売買代金の支払債務についてCがAとの間で保証契約を締結した。この場合,民法の規定によれば,次の記述のうち誤っているものはどれか。
- Cの保証債務がBとの連帯保証債務である場合,AがCに対して保証債務の履行を請求してきても,CはAに対して,まずBに請求するよう主張できる。
- Cの保証債務にBと連帯して債務を負担する特約がない場合,AがCに対して保証債務の履行を請求してきても,Cは,Bに弁済の資力があり,かつ,執行が容易であることを証明することによって,Aの請求を拒むことができる。
- Cの保証債務がBとの連帯保証債務である場合,Cに対する履行の請求による時効の中断は,Bに対してもその効力を生ずる。
- Cの保証債務にBと連帯して債務を負担する特約がない場合,Bに対する履行の請求その他時効の中断は,Cに対してもその効力を生ずる。
<正解>1