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<問題>
行為能力に関する次の記述のうち誤っているものはどれか。
- 制限行為能力者の行った取引行為は,追認が行われることにより,確定的に有効となる。
- 成年被後見人は,法定代理人の同意を得れば,その範囲内において,有効な取引をすることができる。
- 被保佐人が土地,建物の売買等重要な取引行為をする場合には,保佐人の同意が必要である。
- 成年被後見人又は被保佐人である旨の審判は,家庭裁判所によって行われる。
<解説>
- 正∵122条
- 誤∵法定代理人の同意を得ても、9条但書の場合を除き、被成年後見人は有効な取引をすることはできない。
5条3項、13条4項、17条4項も併せて参照してください。
その他の制限行為能力者は、同意権を有するものの同意があれば、取消しうる行為であっても有効な取引をすることに注意しましょう。
- 正∵13条1項3号
- 正∵7条、11条
<正解>2
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