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<問題>
制限行為能力者の行為に関する次の記述のうち,誤っているのはどれか。
- 成年被後見人が独断で締結した売買契約を,当該成年被後見人が自ら取り消すことはできない。
- 被保佐人は,保佐人の同意を得なくても,一時使用の目的で3ヶ月間,他人の建物を賃借することができる。
- 未成年者は,単に権利を得又は義務を免れるべき行為をするときは,親権者の同意がなくても有効になし得る。
- 制限能力者の行った取り消し得る行為は,それについて追認権者が追認をすれば,初めから有効なものとみなされる。但し,第三者の権利を害することができない。
<解説>
- 誤∵被成年後見人も取消権を有する(120条)。したがって、親権者の同意がなくても単独で取り消すことができます。
- 正∵13条1項9号・602条2号
- 正∵5条1項但書
- 正∵122条
<正解>1
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